排水管からの嫌な臭いの正体は...？
2023年05月26日 16:25:00
福岡県の皆さん、キッチンの排水管から嫌な臭いは上がっていませんか？
こんな時は2つのパターンが考えられます。
1つ目は、排水トラップ（※シンクと排水管の間、水をためる箇所）の水が暑さで蒸発したため
普段は抑えられていた臭いが上がってきているパターンです。
２つ目は、排水管で酸化した油汚れの臭いが上がってきているパターン。今回は2つ目に関して少し紹介していきます。
丁度今頃の初夏から秋にかけて、気温が高く暑い時期は油汚れが固まりづらく、
どろどろの状態でキッチンの蛇腹ホースや排水管に溜まります。
ヘドロ状態で酸化した油汚れと生ごみも一緒になって溜まっていき、嫌な臭いの原因となります。
「どろどろの油なら水やお湯を流すうちに流れて行くのでは？」とご質問もいただきます。
植物性油は0度以下、動物性油は40度以下で固まり始めますが、そこへ洗剤や生ごみが付着して油と混ざるを繰り返し
やがて固まってしまう為、季節を問わず「油による排水管の詰まり」は発生してしまいます！
予防のためにも、日ごろの「皿洗いの前に油汚れをキッチンペーパーで拭う」や「定期的に市販のクリーナーで洗浄する」ことをお勧めしています。
それでも、臭いが気になってきたり、水を流すときにゴボゴボ聞こえたら、プロによる清掃のタイミングかも知れません！
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